教習所に出会いって実際ある？恋愛に発展しうるパターンと注意点

これから自動車免許を取得したいとお考えの方で、教習所に出会いを期待している方も多いのではないでしょうか。
教習所は、若い男女が集まる場所ですので、必然的に出会いの確率も高くなります。

実際に教習所で出会ったカップルが多いからなのか、

1. 教習所で出会いはあるのか
2. 出会うためのポイント

といった情報のニーズが、筆者としても非常に高いと感じております。

本記事では、教習所での出会いの確率や理由とともに、そこから恋愛に発展しやすいパターンと注意点についてお伝えしていきます。

※前提として、教習所は免許を取るための場所です。出会いや恋愛はあくまで偶然のタイミングで生まれるものだと考えております。そのため、本記事は出会いや恋愛を目的とした教習所の利用を推奨するものではありません。

結論：教習所に出会いのチャンスはある

まず、教習所で出会いがあるのかないのかというと、実際はあります！
教習所に通っている、特に合宿免許に参加している人は年齢の近い男女が集まる場合が多いため、気になる人ができるのも当然でしょう。
では、教習所での出会いの確率はどのくらいで、またどのような理由によるものなのでしょうか。

教習所での出会いの確率

Sirabeeリサーチが2015年に免許保有者の男女計1358人に行ったアンケート調査によれば、教習所で出会いがあった、と回答した人は約4割。

これは相当な確率ですよね。

この中で教習所での出会いをきっかけに交際にまで発展したことがある、という方は、以下の通りでした。

一気に１割以下になってしまいますが、確かに存在はしています。

ただ、20代に限ってみると、以下の通り1割を超えますので、この年代なら可能性は上がるでしょう。

この数字は、一見少なそうに見えますが、高校などの40人ほどのクラスに当てはめてみると、入学してたった2週間でクラス内カップルが２、3組はいるという驚きの結果になります。
そう考えると、これは全然少なくない確率ですよね＾＾；

したがって、教習所には交際にまで発展しうる出会いが比較的高い確率であると言えるのではないでしょうか。

教習所で出会いが多い理由を考察してみた

では、教習所で出会いが多い理由は何でしょうか。

教習所では、以下の3つの法則が働くため、出会いが多くなりやすいのではと思われます。

理由1.吊り橋効果

教習所は、誰もが初めて車を運転する場所です。
そのため、緊張してドキドキしますし、危ないことや失敗もたくさんあり、同時期に入校した人とは、同じような時期に同じような苦労をすることになります。
教習所では、「２～３週間で運転免許を取る」という同じ目標を持って頑張る中で、失敗したり、不安の中で試験を受けたりといった初めての経験をたくさん共有することになるのです。
したがって、仲間意識や恋愛感情が芽生えやすいと言えるでしょう。

これは、「吊り橋効果」と呼ばれ、恐怖や不安を一緒に体験した人に恋愛感情を持ちやすくなる心理効果です。
つまり、そもそも初めての車の運転というドキドキするシチュエーションで、さらに失敗や試験という恐怖や不安を一緒に乗り越えることで、恋愛が生まれやすくなるのです。
特に合宿免許では、「不慣れな土地」「初めての場所」といった条件も追加されるため、より吊り橋効果が発揮されやすくなります。

理由2.ザイアンス効果

ザイアンス効果は、単純接触効果（たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect）とも呼ばれ、繰り返し接すると好感度や印象が高まるという効果です。

教習所の学科や技能の待ち時間など、特に合宿免許では食事や宿泊も同じですから、必然的に同じ人と頻繁に顔を合わせることになります。
そうすると、自然に挨拶を交わすようになったり、会話が生まれたりするチャンスも増えることになります。

理由3.ランチョンテクニック

『ランチョン・テクニック』とは、美味しい食事をしながら相手と話すことにより、相手に良い感情や良い印象を持たせられる、というものです。
美味しい食事を摂ると、人間はポジティブな感情になります。
それにより、食事を一緒に摂っている相手に対してもポジティブな印象を受けやすくなるのです。

特に合宿免許では、同じ宿舎に泊まって、同じ食堂で毎日顔を合わせるわけですから、会話を楽しむ機会には恵まれています。
「隣、いいですか？」から始まって、出身を聞いたり、大学生なら学科や専攻の話など、挨拶から軽い会話に持っていけることに加えて、その場で一緒に食事が出来ることで、仲良くなりやすいのです。

自然な会話が生まれるシチュエーション

多くの人が集まり、出会いが多い教習所と言えども、やはり声をかけて会話をしないことには何も始まりません。

①空き時間や自由時間、食堂やカフェで会話する

空き時間や自由時間は、誰もがちょっと手持ち無沙汰になりますよね。
そんな時は、知らない人でも気軽に声をかけてみてはいかがでしょうか？
さり気なく隣に座って、「技能の待ち時間って、長いですよね」「今の学科、難しかったですね」など、まずは共通の話題で話しかけてみるのも良いかもしれません。

また、食堂やカフェも、声をかけやすいスポットです。
「隣、いいですか？」「今日のメニュー美味しいですね」など、自然な感じで話しかけられます。

ただし、学科のテキストを必死に読んでいるような人には、声をかけてはいけません。
試験に向けて一所懸命に勉強している時に、いきなり声をかけても、迷惑になってしまいます^^;

仮免試験・卒検の後に声をかける

仮免試験の後は、誰でも少し気が緩みます。
緊張が解けてホッとしている時に、「仮免試験、難しかったですね」などと声をかければ、きっと共感しあう事が出来ますよ。

あくまで免許取得を第一に！

教習所での出会いについてお伝えしてきましたが、忘れてはいけないのは、教習所はまず第一に「免許取得を目指すところ」だということです。
したがって、あまりにも出会いを求め過ぎると、「出会い厨」という烙印を周りから押されてしまうことも…
教習所はあくまでも免許取得が目的、出会いはその次と考えるようにしましょう。

また、グイグイ話しかけてくる人は、もしかしたら宗教やビジネスの勧誘かと疑われることもしばしば。
そういう人に気をつけるとともに、自分もそういう人に決してならないように気をつけましょう。

まとめ

以上、教習所での出会いについてお伝えしてきました。

教習所では出会いがあると言われているからグイグイと異性に声をかける というのは免許取得を第一に考えた場合、決して望ましいものではありません。

あくまで教習所内で一生懸命、楽しく免許取得に取り組み、その中で偶然素敵な人と出会い、恋愛に発展するというケースがあるのは否定しませんが、積極的に出会いを求めて教習所に行くというのは本末転倒と言えるでしょう。