教習所の教官は怖い人が多い?怖いと思われている理由について
- 2021.04.23
- その他
教習所では、自動車の運転に関するさまざまな知識や技能を教官から学ぶことになります。
特に技能教習では、教習生が運転席に座り、教官が助手席から指導するという形式が一般的です。
技能教習では、教官の指導が時折厳しいことがあるため「怖い」と感じている方がいらっしゃいます。
しかし、実は教習所の教官の指導が厳しいのには理由があります。
この記事では、教官が怖いと思われている理由や対処法を解説いたします。
教習所の教官が怖いと思われている理由とは?
教官が怖いと思われている理由は、たびたび以下のような厳しい指導することがあるからです。
- 一時停止が甘かったことを厳しく注意された
- 前に左に曲がる車がいたので右から追い越そうとしたら後方から来た車にぶつかりそうになったので補助ブレーキを踏まれ、注意された
- 少しでもミスがあると都度指摘をされた
厳しい指導をされると教習所に行くのが億劫になってしまったり、教官が怖いと感じるようになってしまいがちです。
中には優しい教官もいますが、どちらかというと厳しい教官が多いと感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、教官が教習生に厳しく指導するのには理由があります。
教官は一定期間で教習生を安全に運転できるドライバーに育て、卒業後も事故を起こさないよう安全運転マインドを身に着けてもらう必要があるため、はっきりと言わなくてはいけないことは多少厳しい言い方になってでも伝えていく必要があるのです。
そのため、交通安全への意識が低い教習生に対しては厳しく指導する必要があるのです。
なので、教官はむやみに怒っているというわけでは決してなく、教習生のこれからのために厳しく指導していることを理解しておいてくださると嬉しく思います(^^)
怖い?と思われる指導をされてしまう場合の対処法
教官が厳しい理由は公安委員会の教育方針によるものですが、いくら教育方針で決められていても厳しい指導を受けるのは最低限に抑えたいという方も多いのではないでしょうか。
ここからは以下の3つのポイントを見ていきましょう。
- あいさつや返事はハキハキと
- 最初は運転がうまくいかなくても向上心をアピールする
- 運転面について指導されたことは受け止める
1、あいさつや返事はハキハキと
「はい」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」など、あいさつや返事はハキハキと行うことで教習に対する意欲をアピールすることができます。
明るく前向きな態度は教官に「やる気がある教習生」という印象を与えるため、教習がスムーズに進みやすいです。
もし注意されてしまっても、しっかり返事をし、改善する姿勢を見せる方が良いでしょう。
2、最初は運転がうまくいかなくても向上心をアピールする
向上心を持って前向きに取り組むことで教官に良い印象を持ってもらうことができます。
不器用でうまく運転できないという方は、教官が教習中に伝えてくれる運転のポイントを聞き逃さないようにしましょう。
また、予習や復習をしておけば教官に前向きな姿勢をアピールすることができます。
誰しもが最初は初心者ですし、「うまく運転できず注意されるのが怖い」と必要以上に怖がる必要はなく、一生懸命やっている姿はしっかりと教官にも伝わります。
3、運転面については、指導されたことを受け止める
あくまで運転に関する範疇の指導であれば、指導されたことを受け止める姿勢が重要です。
もっとも、あまりに偉そうな態度で接してしまったり、教習生への悪口とも取れる発言をしてします教官さんはもちろんNGなのですが、教官の指導が運転に関しての指導で、常識の範囲内での厳しさであれば、教習生の皆さんの免許取得後の安全運転のことも考えて指導しているということになりますから、むしろプラスに捉えていただけると嬉しいです!
もっとも、教官は教習生様から教習費用をいただいて指導をするという立場にありますから、あまりに厳しい指導をされるとちょっとイラっとしてしまう教習生様のお気持ちは非常によくわかります、、^^;
しかしながら、教官は教習生が安全なドライバーに成長させるため厳しく指導する義務がありますので、多少の厳しさがあるのは当たり前と割り切れた方が気が楽です!
免許を持っている人は誰しも程度の差はあれど厳しい指導を経て運転ができるようになっています。
もちろん、教習に関係のない悪口や指摘などがもしあった場合は完全に教官側に非がありますので、そういった場合は必ず教習所のスタッフに報告をしてください。
どうしても怖い指導をされてしてしまう時の対処法
「あいさつもはしっかりしているし、予習・復習もしているのに教官が厳しくて怖い」という場合には以下のような2つの対処法があります。
1、他の教習生と気持ちを共有する
他の教習生と気持ちを共有してみると、「私もあの教官苦手」「言い方が怖いよね」などど共感を得られることがあります。
同じ教習所に通っている教習生は案外同じ悩みを持っている場合が多いものです。
他の教習生に気持ちを吐き出したり、共感を得たりすることで、気持ちがすっきりして前向きな気持ちになることもあります。
自分1人で抱え込まず、励まし合いながら乗り越えましょう。
2、パワハラや過度な暴言は必ず教習所の窓口に相談する
「頭を叩かれた」「人格を否定された」「卑猥な発言をしてくる」など、教官側に度が過ぎた態度が見られたら教習所の責任者や外部の相談機関に相談しましょう。
また、パワハラや暴言はないけれど、どうしても教官が怖くて教習所に行くのが億劫になってしまう場合においても、教習所の窓口に相談してください。
教習所の教官にはある程度厳しくしなければいけないという教育方針がある
パワハラや過度な暴言は決して許されるものではありませんが、運転面に関しては、教習所の教官は公安委員会の教育方針により、厳しく指導することが求められています。
教習を受けていると厳しく指導をされて嫌な思いをしてしまうということがもしかしたらあるかもしれませんが、教官としてあるべき方針やルールに基づいた指導であるということも、頭の片隅に覚えておいていただけると幸いです(^^)
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