通学免許で免許取得までにモチベーションを維持するための8つのポイント
- 2024.12.10
- 運転免許豆知識
通学免許は合宿免許と異なり、自分でスケジュールを立てて学ぶ必要があります。
教習期間は平均2〜3か月程度と長期におよぶため、徐々にモチベーションが保てない方も多いです。
そこでこの記事では、通学免許のモチベーションを維持する7つのポイントをご紹介します。
通学免許はモチベーションを維持しにくい?その理由とは
通学免許は、一般的に合宿免許よりもモチベーションを維持するのが難しいとされています。
その理由は以下の5つです。
理由1:スケジュール管理が難しい
通学免許は、学校や会社に通いながら教習所に通学している人が多いため、スケジュールを管理するのが難しくなります。
「学校の時間割と教習所の時間割が合わない」「通学できるのが夜間と土日祝日だけではなかなか進まない」など、スケジュールが合わない理由は人それぞれです。
スケジュール管理がうまくいかないとそれだけでモチベーションが下がる原因となります。
理由2:技能教習の予約が取りづらい
技能教習は、繫忙期には何週間も先まで予約が埋まっていて、予約が取れないということがあります。
キャンセル待ちをしていても、教習の時間になるまでキャンセルが出るかわからないため、時間を無駄にしたように感じがちです。
そのためモチベーションが下がってしまうことがあります。
理由3:教習期間が長い
合宿免許は最短14日で終わりますが、通学免許は最低でも20日〜1か月程度かかるのが一般的です。
人によっては、最長期間である9か月丸々かかってしまう人もいます。
技能教習の間が空くとその間に学んだことを忘れてしまい、みきわめや検定、教習を何度も受けなければならないことにつながるため、モチベーションが下がってしまいがちです。
何度もみきわめや検定、教習に合格できないと運転に対する意欲が削がれて徐々にモチベーションが下がってしまいます。
理由4:教官との相性が悪い
教官と相性が悪く、怒られたり怒鳴られたりすると、教習を受けるのが嫌になりモチベーションが下がってしまうことがあります。
教習ごとに毎回教官が変わるのが苦手な方や、相性が悪い教官を避けたい方は、教官指名制度のある教習所を選びましょう。
理由5:運転がなかなか上達しない
技能教習の間が空いてしまうと、前に教えられたことを忘れてしまい運転がなかなか上達しないというのもモチベーションを維持しにくい理由の一つです。
運転が上達しないと教官に指摘されることも増え、自信をなくしてしまい教習を受けるのが嫌になってしまいます。
通学免許でモチベーションを維持するための8つのポイント
通学免許でモチベーションを維持するための7つのポイントを見ていきましょう。
ポイント1:卒業までのプランをあらかじめ立てておく
卒業までのプランをあらかじめ立てておくことで、ゴールまでの道のりが明確になるため、モチベーションを維持しやすくなります。
あらかじめ卒業までのプランを立てておける教習所では、スタッフと話し合って自分の予定と照らし合わせ、技能教習の予約を取っておくことが可能です。
あらかじめ予約を取っておくことができれば、技能教習の予約が取れなかったり、キャンセル待ちをしたりする必要がないため、効率よく教習を進めることができます。
もしも、教習所で先々までの予約が取れなくても、自分でプランを作り、「◯日までにここまで進める」と決めておくだけでも、モチベーションを維持することにつながります。
ポイント2:閑散期に集中して取る
だらだらと長い時間をかけて教習を進めていくのではなく、集中して教習を受けることで気持ちが中だるみすることなく卒業まで駆け抜けることが可能です。
繫忙期は技能教習の予約が取りにくく、教習期間が長引くことがあるため、5月〜7月、10月〜12月の閑散期に集中して教習を受けるのがおすすめです。
また、集中して取ることは技能の向上の面でもメリットがあります。
たとえば、技能教習では前に教わったことを忘れないうちに次の教習を受けることができるので、効率よく学習することが可能です。
閑散期に集中的に教習を受けることができれば、教わったことをどんどん身に着けていくことができ、上達も実感できるため、モチベーションを維持することができます。
ポイント3:恒常的に教習所へ通う
モチベーションを維持するためには、恒常的に通学することも重要です。
なぜなら、次の教習までの期間が空いてしまうと、通学するのが億劫になってしまいがちだからです。
期間を空けずに恒常的に通学するためには、「自分で曜日を決めて通う「週に何回通うか決める」など、通い続ける計画を立てる必要があります。
通学する日を決めておくことで、前に教わったことを忘れないうちに次の教習を受けることができ、スムーズに教習を進めることが可能です。
ポイント4:学科教習を先に受ける
学科教習を先に受けることで技能教習で実践することができ、「学科教習で得た知識を活かすことができた」という達成感を得ることができます。
その達成感は、モチベーションにつながります。
学科教習は、特に予約がいらないことが多いので、できるだけ前倒しで受けておきましょう。
ポイント5:通学中もスマホで学科の勉強をする
通学中や通勤中などもスマホで繰り返し勉強することで、効果測定や学科の試験に一発合格できる力がつきます。
結果として、やる気を保ちながら卒業まで進むことが可能になるのです。
最近では、学科教習がオンデマンドで受けられる教習所も増えています。
オンデマンドで学科教習が受けられない場合でも、学科の勉強ができるアプリなどを活用すれば、通学中もスマホで学科の勉強をすることが可能です。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、スキマ時間を活用してコツコツ勉強していけば、結果的に短い期間の卒業を叶えることにつながります。
自信をなくしてしまわずに、積極的に教習の予約を入れ、前向きに取り組みましょう。
ポイント6:教習所の友達と情報交換をする
教習所でできた友達と話たり情報交換したりすると、友達の頑張りや進捗度を知ることができ、モチベーションの維持につながります。
学科でわからなかったところや、技能でできなかったことなどを話し合うのも効果的です。
自分一人では気づけなかった点に気づいたり、新たな見方ができたりすることもあります。
通学免許は一人で来ている人が多いため、積極的に話しかけて友達を作りましょう。
ポイント7:支払った費用を振り返る
通学免許へのモチベーションがどうしても維持できず、諦めかけている方は、今までに支払った費用を振り返るのも一つの方法です。
今までに支払った費用を全部無駄にすると思うと「諦めるのはもったいない」と考え直すことができます。
どうしても諦めそうになった時に有効なモチベーション維持の方法です。
ポイント8:無理はし過ぎず、自分のペースで通う
教習所には、恒常的に通うのが良いとされていますが、無理をし過ぎると億劫になってしまいます。
無理に教習を詰め込んだ結果、通学できなくなってしまうくらいなら、最初からほどほどに自分のペースで通うのが一番です。
大事なのは、「自分のペースで一定のペースで通う」ことです。
学校や仕事と両立を目指している方は、無理のないスケジュールを立てることが重要です。
通学免許は、卒業までの道筋を立てておくことが大切!
通学免許は合宿免許とは異なり、自分で卒業までのスケジュールを立てなければなりません。
無理のないように自分のペースで、しかも恒常的に通うことができるよう、スケジュール管理をしっかり行いましょう。
卒業までの道筋が見えていれば、モチベーションを維持することもできます。
「教習所に通うのが面倒くさい」と思ったら、卒業までにあとどれくらいの期間で何をすればいいのか、スケジュールを確認してみるのもおすすめです。
卒業までの道筋を立てることができれば、やる気を維持しながら卒業を目指すことができます。
この記事を参考にして、卒業まで前向きに通学できる方法を探してみてください。
\免許取得をご検討中の方へ/
-
前の記事
意外とやりがち?運転中についしてしまう悪い癖とその改善方法 2024.12.10
-
次の記事
記事がありません