免許証はどういう時に必要?学生のうちに免許を取っておく4つのメリット
内閣府から発表された『令和2年版交通安全白書』では、16歳以上の人口の74.8%がなんらかの運転免許を取得しているというデータが出ているほど、自動車(というよりは運転免許を取るということ)は日本人の生活にとって当たり前になっています。
また、運転免許を取るタイミングについては人それぞれではありますが、「できるだけ学生のうちに運転免許を取っておいた方が良い」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際に学生のうちに免許を取る方は多く、早い方であれば16歳で運転免許を取得している方もいらっしゃいます。
なぜ学生のうちに免許を取得する方が良いのでしょうか?
この記事では、そんな疑問に答えていきたいと思います!
運転免許証が必要となる場面とは?
運転免許証は自動車やバイクを運転する時はもちろん、身分証明書としても使用することができる公文書となり、クレジットカードの契約や行政機関での手続きなど、身近な場面で使用することができます。
免許証など写真付きの身分証明書を持っていない場合は、保険証や住民票など二つ以上の書類を提出しなければいけないケースもあるため、運転免許がないと、何だかんだ不便になることが多いです。
学生のうちに免許を取っておく4つのメリット
学生のうちに運転免許を取っておくメリットは、ズバリ以下4つです。
メリット1、教習所に通う時間を確保しやすい
まず真っ先に挙げるべきメリットとしては、学生は教習所に通う時間が確保しやすいことです。
通常、運転免許取得には数週間から半年程度かかりますが、社会人になると長期休みを取りにくかったり、取れても7日~10日程度だったり、残業などで退勤時間が遅くなり授業に出席できなかったりと、何かと時間が確保ししづらくなります。
それに比べ、学生の場合は時間の融通が効かせやすいです。
授業が終わった後に教習所に通ったり、長期休みに合宿免許で免許を取得したりすることが可能ですから、後々のことを考えると大学を卒業するまでには免許を取っておいた方が圧倒的に楽なんですよね。。
社会人になってから免許が欲しいと思っても、まとまった時間を捻出するのは難しい場合が多い(ましてや合宿は長期休暇をフルで使ってもそもそも無理な場合が多い)ので、学生のうちに免許を取っておくのは未来にツケを回さない意味で、圧倒的メリットがあるでしょう。
メリット2、各種割引が利用しやすい
2つめのメリットは教習所の学割を利用できるという点です。
教習所で運転免許を取得するためには一般的に30万円ほどの料金がかかりますが、学生のうちに教習所に通って運転免許を取得すれば学割が適用される場合があるため、通常より安く運転免許を取得することが可能です。
また、学割以外でも長期休暇にグループで合宿に行くなどすれば、グループ割などさらにお得な割引も適用している教習所もあります!
あるいは、料金が安くなる傾向にある閑散期や、キャンペーンを利用することでより安く運転免許を取得できます。
メリット3、身分証明として活用できる
学生のうちに運転免許を取得するメリットの3つめは、身分証明書として活用できる点。
20歳になってすぐなどはアルコールを購入する際に身分証明書の提示を求められる場合もありますし、社会人になると車のローンやクレジットカードの契約時など、身分証明書が必要となる機会がさらに増えます。
身分証明書として有効とされているのは運転免許証の他に、パスポートや在留カード、マイナンバーカードが含まれますが、パスポートなどは海外に行く機会等がなければ作っていない人も多いでしょう。
また、顔写真がついていない保険証や預金通帳などを持っていてもどちらか一点だけでは完全な身分証明にはならないため、2点以上の証明書の提出が必須です。
そう考えると、運転免許証は1つで身分証明書として有効になるので、学生のうちに取得しておくと今後の生活において手続きや契約をスムーズに行うことができますよ!
メリット4、就職活動での選択肢が広がる
学生のうちに運転免許を取得するメリットの4つめは就職活動での選択肢が広がるという点です。
求人を出している企業の中には運転免許を必須としているところがあり、そうした企業には運転免許を持っていない場合は応募することができませんが、運転免許を学生のうちに取得しておくことで運転免許が必須の企業にも応募することが可能です。
特に地方に就職する場合は通勤においても「車でなければ通えない」というケースも多いため、やはりできるだけ学生の内に免許をとっておくことをおすすめします。
学生のうちに免許を取れば普段の生活や就職の選択肢が広がる!
学生のうちに免許を取得しておくことで普段の生活や就職の選択肢を広げることができるのがメリットであることが分かりました。
社会人になると身分証明書や就職の条件として運転免許が必要となることが多くなりますので、その際に困らないように、時間が確保しやすい学生のうちに運転免許を取得しておくことをおすすめします。
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