最近話題の教習所のオンライン学科。メリットとデメリットは?
- 2022.05.19
- 運転免許豆知識
2020年12月から、全国各地の自動車教習所で、『オンライン学科教習』が解禁となりました。
昨今のパンデミックを受け、大学などの学校機関を始めとして様々な方面で「3密」を避ける流れが起こり、警察庁がオンライン授業の教習を認めたことから始まっています。
従来は毎回教習所に通い学科教習の授業を何コマも受けることが一般的でした。
だからこそ、家にいながら自分のペースで学科の勉強ができるオンライン授業は、今とても注目されています。
では実際のところ、オンライン授業のメリットやデメリットはどのようなものなのか?
どうやって受けることができるのかなど、気になる点を解説していきます。
受講時の注意点を見極め、効率的に学科を学んでいきましょう。
教習所のオンライン学科教習とは?
オンライン授業とは一般的に、「教室に通わず、インターネットを通し映像で授業を受けること」を指します。
自動車教習所のオンライン授業では、普通免許取得に際し必要となる学科教習26時限のうち、実技を伴う講義を除くすべてを映像形式で受けることが可能です。
基本的にインターネットを通しての受講となるため、オンライン授業を受ける場合は安定したインターネット回線を有していることが必須となります。
また、オンライン授業にはリアルタイムで授業をおこなうライブ配信と、録画配信の2種類があります。
通常はZoomなどのビデオ会議ツールを利用しての受講となり、スマートフォンやタブレット、PC端末を準備しておきましょう。
また教習所によってはオリジナルの学科教習システムを導入している場合もあるので、通う教習所がどの形式を取っているのかは事前にチェックしておくのがおすすめです。
オンライン授業のメリット・デメリットを徹底解説!
それでは、実際に、自動車教習所のオンライン授業にどういったメリットがあるのか?
またどのような点に注意しておく必要があるのかについてご紹介していきます。
オンライン授業の主なメリット
働き方や学び方が多様化する現代に適応した新たな学習システムが、オンライン授業の主なメリットです。
有効活用することができれば非常に便利ですので、、自分自身にどのような点が合っているかをしっかり確認しておきましょう。
メリット1:教習所に行かなくても受講できる
言わずもがなであるかもしれませんが、オンライン授業の最たるメリットは「教習所に通わなくても受講ができる」ことにあります。
Zoomを始めとするビデオ会議ツールや配信アプリを用い、自宅や好きな場所から学科教習を受けることができるのはとても便利です。
教習所までの交通費や移動時間もかからないため、予定を組みやすく時間の節約にもなります。
通常の通学に比べ、費用面・スケジュール面で融通が利きやすい点はオンライン授業最大の魅力と言っていいでしょう。
メリット2:自分の都合に合わせて受講できる
「インターネットが繋がる状況である」という点だけクリアできれば、どういった場所でも受講できるのがオンライン授業の魅力です。
カフェや学校など、自宅以外の場所でも受けることができますので、ふとできた空き時間の受講も録画配信の授業であれば可能となります。
特に録画配信の授業に関しては「24時間365日受講可能」の場合が多いので、夜中であっても受講ができます。
アルバイトとの折り合いがつかない、子育てが忙しく外出の都合がつけづらい、仕事の合間に学科教習を受けたいなど、様々な状況に対応可能であることが大きなメリットと言えるでしょう。
本来学科教習がおこなわれる昼間の時間に都合をつけることが難しい事情を抱えていたとしても、学科教習を受けられますので便利です。
メリット3:繰り返しての視聴、一時停止で復習も可能
従来の学科教習では、一度受講すると同じ教習を受けることができないのが一般的でした。
ただオンライン授業では、何度でも繰り返し視聴して勉強することが可能です。
復習や試験対策のために、自分のペースで反復学習をしながら学科教習を受講できる点も、大きなメリットです。
また録画配信であれば、一時停止などを用い、立ち止まりつつ勉強することができるので、授業速度が早く付いていけないといった悩みから解消されるのも良い点と言えるのではないでしょうか。
メリット4:「3密」回避!感染症、周囲の環境を気にせず学べる
そもそも自動車教習におけるオンライン授業が認められたのは、昨今のパンデミックの影響を受け、3密回避が大きな理由でした。
同じ教室に大人数が集まることで懸念される感染の不安から解放されることは魅力的です。
またオンライン授業では、授業の定員オーバーで希望の時間に受講できないという従来のデメリットも解消されます。
その他、周囲の環境が気になり集中しづらかったり、自宅の方が落ち着いて勉強ができるなど、自分にピッタリの環境を準備して学科教習に挑めるのも良い点でしょう。
今なお新型コロナウイルスに対する不安が多く見られる中、素晴らしいメリットだと感じられます。
オンライン授業の主なデメリット!当てはまる方は注意が必要?
では次に、オンライン授業を利用するうえで注意しておきたい点についてご紹介します。
必ずしもデメリットとなるわけではありませんが、当てはまる点が多い場合には受講の際に注意が必要です。
デメリット1:ネット回線の調子を確認しよう
前述のとおり、オンライン授業ではインターネット回線があることが必須となります。
また安定した回線状況がない場合、画面のかくつきやノイズ、音声が聞き取りにくくなってしまうといった問題が発生する可能性はどうしてもあります。
ライブ配信の場合、途中で切断されてしまう可能性もあるでしょう。
オンライン授業を完全に受講できず途中離席になってしまった場合は教習の不成立となり、受けなおしが必要になってしまいます。
自宅のインターネット環境を確認しておくことは勿論のこと、自宅以外の場所で受講希望される場合はその場所のインターネットも確認しておくと良いでしょう。
デメリット2:すべての授業がオンラインなわけではない
オンライン形式での受講が認められているのは、学科教習26時限のうち21時限となります。
応急救護処置の教習や、セット教習(危険予測ディスカッション)といった対面で受ける必要性がある授業や実技を伴う授業については、対面での受講が義務付けられているので注意してください。
これらのオンラインではまかなえない授業に関しては、予定を調整し教習所に通う必要があります。
この点を留意せずにスケジュールを組んでしまうと、結果的に予定していた期間で授業を受けきれないことにも繋がりますので、事前に確認しておきましょう。
デメリット3:録画配信だとすぐに質問ができない
実際に教習所に通っての対面授業と違い、分からない点を質問したいときにタイムラグが発生しやすいところも一つのデメリットと言えるかもしれません。
オンライン授業であってもライブ配信形式であれば、リアルタイムでの質疑応答時間が設けられていることも多いです。
しかし録画配信の場合は、疑問の解消までに時間がかかってしまう場合があります。
教習所によっては、電話やメールでの質問を受け付けているところもあります。
ただ夜間に勉強していた場合や、教習所が休みの日に勉強していた場合には解答に時間がかかることがあるので、その点は認識しておきましょう。
繰り返しての視聴が可能な反面、自分の中である程度疑問を解消しなくては活けない可能性はあるので注意が必要です。
デメリット4:教習所に行くよりも集中力が必要?
自宅を始めとし、どんな場所でも学科教習を受講できる点はメリットとしてお伝えしました。
ただ、教室に通っていないと集中できないという方には向いていないと言えるかもしれません。
教習所ごとに異なりますが、受講態度については監督されていますので飲酒・喫煙は勿論NGですし、他のことをしながらの受講も禁止している場合が多いです。
誰にも見られていない状態では気が散りやすいと感じる場合には、オンライン授業の受講を検討する必要もあるかもしれません。
オンライン授業を便利に活用し、自分のペースで学科教習を受講しよう!
以上、昨今広がりを見せている自動車教習所のオンライン学科教習についてお伝えしました。
デメリットとして記載した点も、教習所に通って受講するのであれば大前提となる事柄も多かったかと思います。
基本的に多くのメリットがあり、上手く活用できれば非常に便利なオンライン授業。
自分に合ったスケジュールで効率的な受講日程を立てることもできます。
毎回集中してきちんと授業を受ける姿勢があれば、学科試験の合格率も高まることでしょう。
今回お伝えした注意点を踏まえつつ、ぜひオンライン授業を用いて運転免許取得を目指してみてくださいね!
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