初めて車に乗る人におすすめの車10選!失敗しない選び方も解説
- 2023.12.21
- 運転免許豆知識
もし車を初めて購入する場合、わからないことだらけなケースも多いのではないでしょうか。
自動車の購入はライフステージの中でも大きなお金が動くイベントであるため、失敗は避けたいものです。
そこで今回は、「初めて車を購入する方にとっておすすめな車」を10種類紹介した上で、「失敗しない車選びの方法」についても詳しく解説します。
初めて車に乗る人におすすめの車10選!
免許を取りたての初心者である場合、必要にかられて免許を取得しただけというケースも考えられるため、自動車の種類にまで詳しくはない状況ということもありえます。
そこで以下からは、初心者に対してもおすすめな国産自動車について解説します。
- アクア(トヨタ)
- フィット(ホンダ)
- N-BOX(ホンダ)
- アルト(スズキ)
- ハスラー(スズキ)
- ラパン(スズキ)
- シエンタ(トヨタ)
- フリード(ホンダ)
- イグニス(スズキ)
- タント(ダイハツ)
この10種類の自動車について、各段落ごとにより詳しく解説します。
<1>アクア(トヨタ)
トヨタの「アクア」は燃費のよさが特徴です。
アクアの開発コンセプトは「量産型ハイブリッドカー」でした。
開発コンセプト通り、アクアの燃費性能は世界でもトップクラスの評価を受けるほどになりました。
燃費がいいということは、通勤や定期的な移動において日常的に車を利用する場合、長い距離を移動しなければならないケースが多い場合のどちらでも恩恵があるといえます。
アクアの車体はコンパクトで小回りが効くため、運転初心者にも扱いやすいのが特徴です。
ユーザーからの評価には「普段使いしたくなる」という声も挙がっています。
また、アクアは家族での使用にも向いています。
アクアの車体は一見小さく見えるものの、ファミリーカーに近い車幅があり、ゆったりと乗車できるためです。
通勤や通学など、普段使いで使うことを想定している方はもちろん、家族でのドライブに使いたい方にもおすすめの車です。
<2>フィット(ホンダ)
引用元:フィット|Honda公式サイト
ホンダの「フィット」は、車体がコンパクトである一方で車内が広々とした空間となっていることが特徴です。
車体がコンパクトで車内が広々としていることから、多くの人を乗せたり荷物を大量に載せていても、圧迫感がありません。
空間の広さは運転席や助手席、後部座席やトランクルームについても同様です。
フィットには2種類のタイプがあり、ハイブリッドタイプとガソリンエンジンタイプから選べます。
しかし、どちらのタイプも燃費が良いためユーザーの好みで選べるようになっています。
フィットの車種は分類上、コンパクトカーです。
コンパクトカーは、駐車・狭い道での運転が行いやすいため、フィットはペーパードライバーや免許取りたての初心者にも向いている車といえます。
<3>N-BOX(ホンダ)
引用元:N-BOX|Honda公式サイト
ホンダの「N-BOX」は、軽自動車とは思えないほどの広さがある車内スペースを持ち合わせており、天井が高いのが特徴です。
車内のスペースが広く、天井が高いため、身長が高い家族がいる場合でも圧迫感を感じずに乗車可能です。
デザインは、直線のなかに曲線がさりげなく織り交ざった形で、性別問わずファンとなるユーザーが多くなっています。
N-BOXには、利用できる純正アクセサリーやカラーバリエーションが多いことも特徴です。
自分でカスタマイズしたい場合は、N-BOXを選択するのがおすすめです。
空間の広さにより家族が使いやすく、思い入れを持ったカスタマイズもできるN-BOXは、愛着を持って使える車を持ちたい方におすすめです。
<4>アルト(スズキ)
引用元:アルト
スズキの「アルト」の特徴は、シンプルなデザインと安全装備です。
デザインのシンプルさとは、外装・内装に無駄なデザイン設計がないことにあります。
さらに車の操作感も直感的で、車内空間にはゆとりがあります。
内装・外装がシンプルなので、家族など周りの方から好まれる可能性が高いのが魅力です。
シンプルなデザインは品がよく、初心者ドライバーでも安心感を得られるデザインとなっています。
また、アルトにはスズキオリジナルのセーフティサポート機能が搭載されています。
セーフティサポートは、運転をフォローするものであり、以下のように乗車している方を安全に守るものです。
- デュアルセンサーブレーキサポート:車や人との衝突を防ぐ
- 後方誤発進抑制機能:シフトの入れ間違いによる事故に備える
いつどんなタイミングで危険な状況に陥るかは予測できないため、自分の生活圏で安全に車を運転したい場合には、アルトがおすすめです。
<5>ハスラー(スズキ)
引用元:ハスラー – スズキ
スズキの「ハスラー」は、車中泊にも向いていながらコンパクトな形状をしていることが特徴です。
ハスラーは軽自動車とSUVの「いいとこ取り」をしたような車で、コンセプトは「遊べる軽」です。
アウトドアのような非日常な状況でも、日常においても使いやすい車となっています。
見た目の小さなたたずまいからは得られない仕様として、シートを「フラット」の状態にすると、大人が横になっても違和感がないほどのスペースになることが挙げられます。
横になるには十分なスペースを確保できるので、ハスラーは車中泊に向いているのです。
さらに、荷物を収納できるラゲッジスペースは汚れや水に強い素材でできています。
収納は他にも、助手席下や、テーブル付き収納があり、車の中という限られたスペースでも有効的に使えるような仕様になっています。
メンテナンス自体も簡単にできるようになっており、タフなシチュエーションを想定して開発されていることがユーザーに喜びを与えています。
<6>ラパン(スズキ)
引用元:ラパン|スズキ
スズキの「ラパン」は、レトロで丸みがあるコンパクトなデザインが特徴の車です。
エアコンにはナノイーが搭載、ガラスはUVカット仕様というように、運転者や乗り合わせた方への配慮が行き届いた設計となっています。
シートは運転しやすい姿勢が保てる仕様です。
フロントガラスは広い作りになっており、視界を広く保てます。
上記のようなユーザー補助により、運転初心者や車の運転に苦手意識を持っている方でも、運転しやすい車となっています。
実際に、ユーザーからは上記のようなユーザー補助のおかげで運転しやすくなったという声があがっていました。
また収納スペースが多数用意されており、車に必要となりがちな小物をあらゆる場所にしまえるため、長距離の移動のときも物をシート上に散らかすことなく車内スペースを保てます。
デザインがかわいらしい車を選びたい方や、ユーザー補助を使って快適なドライブを楽しみたい方におすすめの車です。
<7>シエンタ(トヨタ)
トヨタの「シエンタ」はミニバンとして愛されている車です。
シエンタは2022年にモデルチェンジを済ませており、モデルチェンジ前のバージョンも市場に出回っているので、狙い目の車です。
ミニバンながらサイズはコンパクトカー(5ナンバー)と同等で、シートは2列、5人乗りのタイプと3列シート7人乗りというタイプがあります。
シエンタユーザーの評価も上々で、ハンドルの利き方の良さ、車体の揺れの少なさ、静かなエンジン音といった点が高い評価を得ています。
ハンドルの利き方の良さ、車体の揺れの少なさ、静かなエンジン音などは、一般道だけでなく高速道路が苦手な初心者にとってメリットとなる点です。
車内には収納スペースがあり、特に運転席のポケットは広く作られています。
ボディは9色用意されているので、自分好みの色を見つけることが可能です。
特に運転のしやすさを重視して車を選びたい方におすすめです。
<8>フリード(ホンダ)
引用元:フリード|Honda公式サイト
ホンダの「フリード」は、コンパクトなデザインで、車内は広々としていることが特徴です。
車内のシートは3列で、最大7人も乗り込むことができます。
デザインのコンパクトさは、小回りが利く運転を可能にしており、運転が苦手な方にもおすすめです。
また独自性の高い技術として「タイヤ角度モニター」が採用されています。
本機能では、タイヤの位置・向きが把握しやすくなっており、特に駐車時に役立ちます。
駐車には繊細な技能が求められるため、運転技術に自信がない方には特におすすめなミニバンです。
その乗車人数やミニバン特有の広いスペースを生かし、アウトドアや海・川といった場面でもぴったりの車となっています。
<9>イグニス(スズキ)
引用元:イグニス
スズキの「イグニス」は、SUVとして人気が高い車です。
イグニスはSUVの中でも特に運転がしやすいとされており、世界的にも知名度が高くなっています。
ボディサイズは国内最小レベルとなっており、回転半径も同様に国内最小とされています。
またヘッドライトやボディの形も個性的なこともイグニスの特徴です。
さらに内装はスイッチがシンプルな形となっており感覚的に使いやすく、車の運転に慣れていない方にとっても嬉しいつくりとなっています。
エンジンはマイルドハイブリッド仕様でありながら、運転席の邪魔をしないサイズで格納されているため運転時も安心です。
イグニスは、全体的に運転者の視認性、操作性を優先した環境を提供しようとするコンセプトの車です。
小回りが利く操作性の良い車を選びたい方におすすめといえます。
<10>タント(ダイハツ)
ダイハツの「タント」は初心者におすすめの「スマートアシスト」機能を備えた車です。
スマートアシスト機能は、「衝突回避」や「駐車サポート」が可能です。
運転中にとっさに対応しなければならない時、高度な技術が求められる場合にも運転者を支援するシステムとなっているため、運転する方の緊張や不安を緩和し、初心者にも勧められる大きな理由となっています。
またタントは、乗り降りがしやすい機能も備えています。
乗り降りをサポートするのは「ミラクルオープンドア」や「自動オープン機能」などによるものです。
こうした機能があると、買い物帰りに多くの荷物を抱えた状態の方でも手軽にドアを開閉し、荷物を詰め込めます。
さらに、ステップは低い位置に設置されています。
このステップにより、子どもや高齢者でも乗り降りがしやすくなっているのです。
また車内スペースの広さにより移動もしやすいため、家族の生活に密着した使い方が可能となっています。
初めて車に乗る方の中でも、小さな子どもや高齢者がいる家庭に特におすすめの車です。
初めての車で失敗しない選び方
車とは大きな買い物となり、多額のお金が動きます。
このため、車選びで失敗してしまうと、取り返しがつかない事態となってしまうこともあります。
そのため事前に、車選びの際に失敗しないための以下の項目について確かめておきましょう。
- 予算内で購入できるか
- 運転はしやすいか(操作性・車体の大きさ・車内の広さ・フロントガラスの大きさ)
- 利用シーンに合った車か
- 自動運転システムは搭載されているか
上記の項目をすべてクリアするのは難しいものの、事前にきちんとチェックした上で車の購入に至れば、ある程度の妥協をしたり、別の方法で欠点などを補ったりすることもできます。
初めて車を購入する上で失敗しないための選び方について、1つずつ詳しくみていきましょう。
選び方1:予算内で購入できるか
車とは買い物としても大きな額が動くため、まず自分の予算を決定しましょう。
次に、その予算内で買える車の中で気に入ったタイプを探してみてください。
一般的に自動車市場においては、「自己の年収の50%程度」を予算として車を購入するケースが多いとされています。
もちろん車の購入以外にも出費がある場合は、必ずしも年収の50%が目安とはなりません。
車以外にも考えられる出費としては家賃やローン返済が挙げられます。
家賃やローン返済などの外的要因をすべて洗い出した上で、自分が払える額を決めてみてください。
さらに、車を日常的に使う方はトラブルの発生を意識しなければなりません。
自分が運転ミスをしなくても、道路上では何らかの事故にまきこまれてしまうことがあります。
もしそのようなアクシデントが起きた場合に、怪我の治療費や車の修理代などが事故を起こした相手側などから補填されないのであれば、自分が捻出するしかありません。
さらに車には、以下のような「維持費」も必要となります。
- ガソリン代
- 自動車税、自動車重量税
- 自賠責保険、任意保険
- 車検費用
- 駐車場代
- メンテナンス費用(修理費用・部品交換費用など)
- 自動車ローン代(金利を考慮)
車の維持費がどういった費用感になるのかについても、事前に調査しておくべきです。
車の維持費に手が回らないほど高額な車種に手を出してしまっては、元も子もありません。
選び方2:運転はしやすいか
車を購入するにあたっては「運転のしやすさ」も重要です。
運転がしやすいかどうかは好みもあり、他の誰かが高評価をしていた車があったとしても、それがそのまま自分にも当てはまるとは限りません。
そこで、運転のしやすさを判別するために必要なポイントを3つ、以下に挙げます。
- 操作性
- 車体の大きさ
- 車内の広さ
- フロントガラスの大きさ
さらに以下の段落からは、運転しやすさのバロメーターとなるそれぞれのポイントについてより深堀りして解説するため、実際に試乗などを行う際の参考にしてみてください。
操作性
車の操作性には相性があり、乗る人によって感じ方が異なります。
このため試乗レポートを載せているブログや雑誌の情報と、自分の体感が必ずしも一致するとは限りません。
さらに中古車となると全く同じ車種でも車の状態、コンディションに差が生じます。
ぜひ車を買うときには、積極的に試乗をしましょう。
試乗で確かめられることは以下の項目であり、実際に車を所有してからのリアルなシミュレーションが可能となります。
・エンジンをかける
・ハンドルを回して、重さを確かめる
・ブレーキの利きやすさ
・アクセルの利きやすさ
・ギヤを替える
特にハンドル、ブレーキ、アクセルといった項目を事前に確かめることは重要です。
<ハンドル>
ハンドルの重さは、小回りが利きやすいかにつながります。
小回りが利く車であれば、コンパクトに作られていることも多く一般的に「運転しやすい車」とされます。
このためハンドルを回してみて、重くないか、実際に運転したときに思い通りに回りやすいかを確かめることが必要なのです。
またこの「小回りが利くかどうか」については、カタログからも確かめることができます。
カタログでは「最小回転半径」の数値を見てください。
最小回転半径とは、ハンドルを目一杯切ったとき(任意の方向に回しきったとき)に、車が旋回して、1番外側のタイヤの中心がどれだけの大きさの半径の円をえがくのかが解る数値です。
つまり、最小回転半径の値が小さければ小回りが利きやすいといえるのです。
一般的には、最小回転半径が5.5m以下の車であれば「小回りが利く」とされます。
小回りが利きやすければ、以下のメリットがあります。
- 狭い道でも運転しやすい
- 交差点で転回しやすい
- 狭い道でも、右左折しやすい
- 車庫入れしやすい
- 縦列駐車しやすい
<ブレーキ>
また安全に車を利用するために、ブレーキの状態も確認しましょう。
ブレーキのチェックでは、「ブレーキオイル」と「サイドブレーキ」を見てみてください。
新車であれば気にする部分ではないものの、中古車選びではオイル交換がされていないこともあります。
ブレーキオイルはブレーキの効き方を左右するため、非常に重要です。
ブレーキオイルとは、一般的に1〜2年で交換します。
自動車を購入する前には交換頻度を確かめた上で、納車前にオイル交換できるようであれば依頼してみてください。
またサイドブレーキの確かめ方では、まずサイドブレーキを引いてみることから始めましょう。
そしてサイドブレーキを引いた状態でシフトレバーをDに切り替え、前方に進まないかどうかを確かめます。
車がもし前に進んでしまったのであれば、調整もしくはパッドの交換が必要です。
<アクセル>
またアクセルの利きやすさについてのチェック方法は、実際に車を走らせることが挙げられます。
車の走行時にアクセルを踏み、テンポよくモーターが回転し、加速がスムーズであるかを確かめてみてください。
モーター音が大きく聴こえるものの、加速が弱かったり、スピードが出るまでに時間がかかる場合は状態が悪い可能性があります。
またアクセルペダルを踏んだ時の状態も、車を選ぶ際の目安となります。
ペダルが異様に重たくないか、スムーズに踏み込めるかは車の安全性に直結するため、確実に確かめてください。
ほか、近年生産されている車ではハンドル周辺に多くの機能が搭載されています。
わかりやすいウインカーやハザード、ワイパーだけでなく、ハンドルに装備されたスイッチなど細かい機能も確かめておきましょう。
メーカーや車種により、こうした機能には大きな違いがあります。
自分が知っている車ではこういう機能だったから同じだろう、と思い込みをして確認しないのはあとあと大きな事故のもととなります。
スイッチなどが見やすいかどうか、どのような機能があるのか、フロントを見ながらでも操作できるのかなどについて、必ず使用感を確かめておきましょう。
中古車などでナンバープレートがない状態の車は公道が走れないため、ブレーキやアクセルなどのチェックができない場合もあります。
そうした車は何らかの瑕疵があるかもしれないため、候補から外しておくことが無難です。
車体の大きさ
自分が実際に車を運転する際には、車体の大きさを把握しておかなければ接触事故などのもととなってしまいます。
もし運転が苦手なのであれば、車が小さめなコンパクトタイプであるに越したことはありません。
接触事故とは、何も公道だけで起こるものではなく、駐停車時も同じです。
つまり、車の購入時には、その車を普段駐車させておく場所の大きさに適合したサイズの車を選ぶことが求められるのです。
また近年都心に多い「機械式駐車場」や「立体駐車場」では、あらかじめ駐車できる車のサイズが決まっています。
このように、駐車場に適合するかどうかから購入する車のサイズを決めることも重要です。
車内の広さ
車内の広さは、助手席に乗る家族や後部座席に乗せる方の満足度に直結します。
このため、同乗する方などがストレスを感じないかどうかなどを実際に試乗してみて確かめてみてください。
さらに車内の広さは操作感にも影響を与えます。
手足が長かったり、体が大きい運転者の場合は、「車幅」が広く、天井も高い車でなければリラックスした運転がしづらいものです。
一方、小柄な方であれば、車内があまりに広すぎると、アクセルやブレーキに足が届きづらくなってしまうことがあるため、やはり試乗時に注意を払っておきましょう。
フロントガラスの大きさ
フロントガラスは運転者の視界の良好さを左右するものです。
このためフロントガラスが大きく、余計な広さの枠などがなく、見え方をさえぎらないのであれば適切だといえます。
運転者の視認範囲が広がることで運転しやすさが上がり、急な飛び出しなどにも対応しやすくなり、運転上の安全が保たれるのです。
選び方3:利用シーンに合った車か
車は、購入後の用途を踏まえて選ぶことも大切です。
用途として、通勤用、アウトドア用、日常の買い物用というようなシーンが挙げられます。
通勤用や日常のお出かけであれば、使用頻度が高いため燃費の抑えられる車を選ぶべきです。
アウトドアなどたまにの利用であれば、燃費よりも家族全員が乗れるかどうかなど、車内空間や収納スペースの充実度などを優先させたいところです。
また家族のライフステージが移り変わったり、ライフスタイルが変わることなどによっても、必要な車が変わってきます。
例えばそれまでは毎日車を利用することはなかったものの、高齢の家族に毎日のデイサービス通いが必要になったり、通学などで車を利用していた家族が就職で家から離れるなどといったケースが考えられます。
こうした、家族の将来的な意向も踏まえて車選びを行えば、失敗が限りなくなくなることにつながります。
選び方4:自動運転システムは搭載されているか
近年リリースされている車の中には、自動運転システムのように、運転のサポートができたり、事故をできるだけ事前に防ぐような機能を取り入れた種類もあります。
初心者であれば、運転に自信がないこともあると考えられます。
また、経験により運転が得意となれたとしても、事故とは自分がどれほどきちんと安全管理を行っていても外的要因により起こってしまうため、安全を守るシステムがあるに越したことはありません。
このためドライバーであれば、できるだけ安全装備が取り入れられた車を選んだほうがよいといえます。
例えば、上記でおすすめした車の上位モデルであれば、こうした自動運転システムなど充実したサポートが機能として取り入れられていることもあるため、検討の助けにしてみてください。
初めての車を選ぶなら「中古車」か「新車」どっちがおすすめ?
車を買う場合、「新車」から選ぶか、「中古車」にするかという大別が可能です。
実は、初めて車を買うのであれば中古車がおすすめです。
車を初めて買う方は、運転にも慣れていないことがあります。
運転に慣れていない場合、公道での大きな事故に対しては注意深かったりするものの、車庫入れなどゆっくり車を動かしている際に、サイズ感がわからず車体にこすり傷・へこみをつけてしまうことがあるものです。
こうした時、中古車を選んでいれば価格が安いだけでなく、初めからある程度の傷がついていることもあり、はじめから割り切ってリラックスした運転ができるかもしれません。
リラックスした運転ができれば、おのずとその後の事故を防ぐことにもつながります。
また中古車は納品までにあまり時間がかからないことがほとんどです。
新車はオーダーメイドやカスタマイズなどが含まれた場合、数ヶ月してから納車ということが起こりえます。
近年は半導体不足により、人気の車種は年単位で待たされることも少なくありません。
このように、どうしてもこだわりたいポイント・長く愛用するための細かいオーダー内容があるという方には新車の方が向いていることがあります。
中古車であれば、現物はすでにあるため一週間ほどで納車可能である場合が多いのです。
このため、車の初心者だけでなく、すぐ乗れる車が欲しい、手元に車がない方にとっても中古車はおすすめです。
初心者の方で事故が心配なのであれば、中古車を選んでみてはいかがでしょうか。
初めての車は価格、運転しやすさ、性能などを総合的に考慮して選ぼう!
今回は、初めて車を買う方にとっておすすめの車を10種類解説しました。
近年では運転初心者でも運転しやすい機能を備えた車種が市場に出ています。
また、型落ち車であれば中古市場においてリーズナブルに購入することも可能です。
車という大きなお買い物をする上では、失敗しないことが理想的です。
ぜひ維持費を鑑みた予算をしっかり設定し、積極的に試乗しに行くことで、運転しやすい相性のよい車を探してみてください。
\免許取得をご検討中の方へ/
-
前の記事
近年の交通ルールの改正と運転における注意点まとめ(※2023年11月更新) 2023.11.17
-
次の記事
【2023年最新】外国語・英語で運転免許の学科試験を受けられる試験場一覧表 2023.12.21