教習車とマイカーの運転感覚の違いとは?慣れるための練習方法
- 2025.04.15
- 運転免許豆知識

運転免許を取得したあと、いざマイカーに乗ってみると…
「なんか感覚が違う!」
そんな風に戸惑った経験、ありませんか?
実は、教習所で使う車とマイカーにはいくつかの違いがあるんです。
今回は、その違いやマイカーの運転に早く慣れるためのコツを わかりやすくご紹介します!
教習車とマイカーの違いって?
1. 車種の違い
教習車は多くの場合「セダン型」の車を使用します。
対してマイカーは、軽自動車・コンパクトカー・SUV・ミニバンなど多種多様。
車種が違えば、車体の大きさ・車高・ハンドルの切れ角など、運転の感覚も変わってきます。
2. 車両感覚(大きさや視界の違い)
教習車は全体的に“見切り”が良く、 教習生にとって運転しやすいように設計されています。
マイカーになると、
- ボンネットが見えにくい
- バックの感覚がつかみにくい
- ドアミラーの位置が違う
など、慣れるまでに時間がかかることも。
3. 装備や操作感の違い
最近のマイカーには、
- スマートキー
- 電子サイドブレーキ
- アイドリングストップ
- パーキングセンサーやカメラ
といった先進機能がたくさん。
「操作方法がわからない…!」というケースも少なくありません。
運転感覚の違いに戸惑ったら?まず知っておきたい3つのこと
1. 最初は誰でも「怖い」と感じて当然
「マイカーの運転が怖い…」 そんな風に感じるのは、決してあなただけではありません。
運転経験が浅い時期は、どんな人でも不安を感じるもの。 大事なのは、“慣れるまでゆっくりやる”という気持ちです。
2. 家族や友人の同乗にプレッシャーを感じるなら
「親が横で口出ししてくる…」 「彼氏・彼女に見られると緊張する…」
そんなときは、一人で練習できる時間を作るのも大切。
安心して集中できる環境づくりが、上達のカギです。
3. 教習所での学びは土台。そこから“応用”していこう!
教習所では、基本的な操作や交通ルールを身につけます。
マイカーに乗ると、そこに
- 駐車場の形状の違い
- より複雑な交通環境
- 地元ならではの道のクセ
などが加わります。
応用力を育てるつもりで、ひとつひとつ慣れていきましょう。
マイカーに慣れるための練習方法
1. 「慣らし運転」は身近な場所から
最初から知らない道を走るより、
- 自宅周辺の住宅街
- スーパーまでのルート
- 交通量の少ない公園周辺
など、知っているエリアで運転するのが安心。
「信号が少ない道」や「右折がいらないルート」など、 初めは簡単なコースを選びましょう。
2. 駐車練習は何度も繰り返そう
駐車は誰でも最初は苦手!
コンビニやドラッグストアなど、 空いている駐車場で練習するのがオススメです。
最初は「頭から入れて、バックで出る」だけでもOK。
車両感覚をつかみながら、ゆっくりステップアップしましょう。
3. 車幅感覚を養う“目印の活用”
「白線からどれくらい余裕があるか」など、 目印を決めて運転することで、車幅感覚が身につきます。
たとえば:
- ドアミラーと白線の距離を目視する
- 電柱や建物との距離を意識する
などです。
4. カメラやセンサーに頼りすぎない練習も大切
バックモニターやパーキングセンサーはとても便利ですが、あくまで“補助”として使う意識を持ちましょう。
ミラーや目視でしっかり確認する習慣をつけておくと、 どんな車にも対応しやすくなりますよ。
補助機能付きのマイカーでも「ヒヤリ」とする場面とは?
最近の車は、衝突軽減ブレーキや自動運転支援機能も増えていますが、 それでもヒヤリとする場面は起こり得ます。
- 狭い道でのすれ違い
- 見通しの悪い交差点
- 右左折時の自転車や歩行者
- 雨の日や夜間での視認性の低下
といった場面では細心の注意が必要。
どんなに装備が整っていても、“人間の判断”が重要です。
焦らず、じっくり慣れていこう!
教習所とマイカーでは、違いがあるのは当たり前。
大切なのは「怖さ」を感じたときに止まれる勇気と、「練習を続ける」意志です。
理由あって運転からしばらく遠ざかってしまったときはペーパードライバー講習を受けて感覚を取り戻すことも重要です。
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