「運転中の眠気」を防ぐための工夫とおすすめグッズ

「運転中の眠気」を防ぐための工夫とおすすめグッズ

長距離ドライブや深夜の運転、高速道路での単調な道路などで誰でも起こりうるのが運転中の眠気です。

頭がぼーっとして注意力が散漫になったその瞬間に、ヒヤッとした経験をした方も多いのではないでしょうか。

気力だけで運転中の眠気をコントロールするのは難しいですが、ほんの少しの工夫で防ぐことは可能です。

この記事では、運転中の眠気を防ぐ工夫とおすすめの目覚ましグッズをご紹介します。

運転中の眠気を防ぐ10の工夫

運転中の眠気を防ぐ方法には様々なものがありますが、以下のように「食べ物」「身体的な刺激」などによって防ぐのが手っ取り早い方法です。

  • 休憩や仮眠をとる
  • ガムや昆布などを噛む
  • ブドウ糖を摂る
  • カフェインを摂る
  • 身体を動かす
  • 顔や首を冷やす
  • メンソール系の目薬を差す・香りをかぐ
  • 大声で歌う・話す
  • ツボを押す・痛みを与える
  • 目覚ましグッズを使う

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1:休憩や仮眠をとる

まず一番重要で効果的なのは、一旦休憩することです。

一般道ならコンビニの駐車場など、高速道路ならSAやPAなどに車を停めて、シートをリクライニングさせて目を閉じましょう。

仮眠は10~15分でも十分な効果があるとされています。

たとえ眠れなくても、目を閉じて休むことで脳が休まり、眠気が覚める場合もあります。

眠気が来た時は無理して運転せず休むようにしましょう。

2:ガムや昆布などを嚙む

ガムは、「噛む」ことでの刺激により、三叉神経の上行枝を介して脳に刺激が伝えられ、脳の血管を拡張させて血行を良くするため、眠気覚ましに効果があります。

特に、ミントが強いガムやカフェイン入りのものなどを噛むと、よりリフレッシュ効果や覚醒効果が得られます。

ガムが苦手な方は、昆布やするめなど硬くて噛み応えのあるものでも脳に刺激が与えられ、眠気を覚ますことができます。

3:ブドウ糖を摂る

体内の血糖値が低下すると、いわゆる「低血糖」という状態になり、集中力の低下や眠気、生あくびなどが現れます。

そんな時は、すぐに脳のエネルギーに変換されるブドウ糖がおすすめです。

ブドウ糖の代名詞と言えば、ラムネでしょう。

長距離運転の際はラムネを携帯しておくと、いざという時に便利です。

また、ブドウ糖でなくても、糖分の多いドリンクや甘いものを適量食べることも効果があります。

4:カフェインを摂る

カフェインには、眠気を感じるアデノシンという脳内物質の作用を抑制する効果があります。

カフェインの効果を感じるのは摂ってから15〜30分後で、その効果は2.5〜3.5時間持続します。

カフェインの含まれているものは、コーヒーや紅茶、緑茶が一般的ですが、最近はエナジードリンクを思い浮かべる方も多いでしょう。

エナジードリンクのカフェイン量は、コーヒーなどよりもはるかに多いので、覚醒には効果的です。

しかし、カフェインは過剰摂取するといろいろな副作用があり、人によってはカフェイン中毒で命を落とすこともあるので、普段からの大量摂取は避け、ここぞという時だけ飲むようにしましょう。

5:身体を動かす

長時間の運転で眠気を感じる時は、筋肉の緊張により血行不良が起こっており、副交感神経が強まっています。

身体を動かすと交感神経を優位に働かせることができ、血行改善効果もあるため効果的です。

車をいったん停めて外に出て、背伸びや深呼吸をしてみましょう。

簡単なラジオ体操やストレッチのようなことをすると、より高い効果を期待できます。

6:顔や首を冷やす

即効性があるのは、顔や首を冷やす方法です。

人は顔や首が冷えると交感神経が刺激され、身体をアクティブな状態にしようとします。

車を降りて顔を洗うのが一番ですが、洗えない時は「冷却シートや冷却スプレーを顔や首に当てる」「冷却ジェルを塗る」など冷却グッズを使うと便利です。

冷却グッズを持っていない時は、エアコンの風を一時的に低温に設定して、顔に向けるのも良いでしょう。

7:メンソール系の目薬を差す・香りをかぐ

メンソール系の目薬を差すと、一時的に目が刺激されスーッとした感覚を得られるため眠気防止の効果が期待できます。

同時に目の疲れや緊張もほぐれ、視界もスッキリするはずです。

メンソール系のグッズを使った眠気防止方法には、他にも以下のようなものがあります。

  • リップクリームを塗る
  • ウェットシートで鼻や首を拭く
  • スプレーを撒く

特にリップクリームは、唇と鼻の間にある人中や、鼻の穴の周りに塗るのもおすすめです。

短時間ではありますが、スーッとした香りや感覚が持続します。

8:大声で歌う・話す

大きな声を出したり歌ったり話したりすることでも脳が刺激され、眠気防止になります。

アップテンポの曲をかけて、ノリノリで歌ってみるのも良いでしょう。

ただし、歌に熱中し過ぎて、運転の集中が途切れないように注意しましょう。

9:ツボを押す・痛みを与える

手と耳には、眠気に効くツボがあります。

手のツボは、親指と人差し指の付け根にある「合谷」、掌の真ん中にある「労宮」、中指の爪の下の「中衝」の3つです。

耳は、耳たぶをつまんで少し引っ張るだけで効果があります。

また、痛みを感じやすい場所を刺激するのも効果的です。

頬や太腿を軽くつねるだけでも脳は危険信号を感じ活性化するため、眠気を防ぐことができます。

10:おすすめの眠気防止グッズを使う

眠気防止グッズには、眠気を感じる前に使用するものから、眠気を感じたらすぐに使用するものまで様々な種類があります。

費用はかかりますが眠気防止に高い効果が期待できるため「運転中にヒヤッとした経験がある」という方には特におすすめです。

運転中の眠気の防ぐおすすめグッズ5選

ネットショップや店舗で購入できるおすすめの眠気防止グッズは以下の5つです。

  • NOSEMINT(ノーズミント)
  • ギラギラ君 眠気スッキリシート 大判
  • NewマイティアCL アイスクラッシュ
  • メガシャキ ジンジャーレモン味
  • 居眠りウォッチャー ひとみちゃん AN-S018

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1】NOSEMINT(ノーズミント)

引用元:Amazon

「NOSEMINT(ノーズミント)」は、強いミントの香りでリフレッシュできるグッズです。

容器はミント液部分とフィルター部分に分かれており、フィルター部分を取り外せばミント液単体でマスクなどに垂らして使用することが可能です。

もちろん、取り外さずに手で持って香りを嗅ぐこともできます。

運転している時も片手またはフリーハンドで眠気防止グッズを使用したい方におすすめです。

【2】ギラギラ君 眠気スッキリシート 大判

引用元:Amazon

「ギラギラ君 眠気シート 大判」は、カフェインとメントールが配合されたシート状の眠気防止グッズです。

顔や体を拭くことでスーッとした強い爽快感を得ることができます。

人によってはヒリヒリするほど刺激が強いため、肌が弱い方は注意が必要です。

短時間で強制的に目を覚ましたい方におすすめの商品です。

【3】NewマイティアCL アイスクラッシュ

引用元:千寿製薬株式会社公式サイト

「NewマイティアCL アイスクラッシュ」は、クールタイプの目薬です。

NewマイティアCLの従来の商品よりも強い爽快感を得られるように開発されているので、眠気防止にぴったりです。

目の疲れから眠気がくる方に特におすすめの商品です。

【4】メガシャキ ジンジャーレモン味

引用元:Amazon

「メガシャキ ジンジャーレモン味」はカフェインとスパイスの力で眠気に働きかける炭酸飲料です。

一般的なエナジードリンクは、30mg〜50mgのところ、メガシャキのカフェイン配合量は約100mgと2倍以上となっているため、強い目覚まし作用を期待できます。

カフェインの他にも、ショウガ、トウガラシ、サンショウなどのピリっした刺激のある成分が配合されているため、シャキッと気分転換したい時にぴったりです。

【5】居眠りウォッチャー ひとみちゃん AN-S018

引用元:Amazon

「居眠りウォッチャー ひとみちゃん AN-S018」は、赤外線センサー搭載カメラが付いたグッズです。

運転手の目の動きや状態を感知し、3色のLEDと警告アラームで知らせてくれます。

3秒以上わき見運転をしているとアラームが鳴るため、わき見運転防止にもなる商品です。

「様々なグッズを使用しても目が覚めない」「これまでにヒヤッとした経験がある」という方におすすめの商品です。

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運転中の眠気を覚ます方法をいくつかご紹介してきました。

運転中の眠気を防止を防止するには、前日にしっかり睡眠をとって体調を万全に整え、眠気が起こらないようにすることが大前提ですが、「しっかり寝ても眠くなってしまう」「寝る時間があまり取れず、運転しているとどうしても眠くなってしまう」という方も多いでしょう。

そんな時は、この記事でご紹介した方法をぜひ試してみてください。

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