子供連れのドライブに最適な車5選!選び方と注意点も併せて解説

子供連れのドライブに最適な車5選!選び方と注意点も併せて解説

子供連れのドライブに最適な車を選ぶ際に重視する機能や家族構成は家庭によって様々です。

そのため、ひとえに「この車ならどんな家庭にもおすすめできる」というものはありません。

それゆえ、「どんな車を選べばいいんだろう」と迷ってしまう方は多くいます。

そこでこの記事では、子供連れのドライブに最適な車の選び方や注意点、具体的な車種を5つ厳選してご紹介します。

子供連れのドライブに最適な車を選ぶポイント

子供連れのドライブに使う車選びに迷った時は、以下の5つのポイントについて考えておけば、自分の家庭にとって最適な車を見つけることが可能です。

ポイント1:乗車人数と荷物の大きさで選ぶ

夫婦二人を基本として、子どもは何人なのか、他の大人は乗るのかなど、最大何人が乗る可能性があるかを考えます。

「子供の部活や習い事の送迎はあるのか」「日常的に使うのはどのような道路か」なども考慮しておくと、ドライブに向けて購入した車を日常的に使うことができます。

目安としては「家族構成+二人」くらいの乗車人数が乗れる車を選ぶのがおすすめです。

余裕を持っておくことで、ドライブで子供の友達が乗ったり将来家族が増えたりしても手狭になることがありません。

現在の家族構成に合わせた車を買ってしまうと、あとあと後悔する可能性もあるため、先々のことを考えて選びましょう。

また、ベビーカーやキャンプ用品・スキー用品など大きな荷物を載せる可能性が高い場合は、その分のゆとりも考えておきましょう。

ポイント2:室内の広さと天井の高さで選ぶ

子どもがいると、荷物が多くなりがちです。

特に長距離の移動となると、ベビーカーをはじめ、オムツや着替え、遊び道具など、多くの荷物を載せることになります。

そのため、室内はなるべく広く使える車を選ぶことが重要です。

また、天井が高ければ、子どもが中で立って着替えることもできます。

海やキャンプなどに行く場合は、立って着替えられる高さがあると便利です。

ポイント3:スライドドアと座席アレンジの有無で選ぶ

小さな子どもがいる場合は、チャイルドシートを出し入れしたり、子どもを抱いて乗り降りしたりすることが多いため、スライドドアや座席アレンジ機能があると便利です。

横開きのスライドドアなら、狭い駐車場でも楽に乗り降りできます。

また、乗車人数がよく変わるなら、座席アレンジができることも重要です。

たとえば、後部座席がフルフラットになる車だと、たくさんの荷物を積んだり車中泊ができたりします。

よくアウトドアに出かける家庭なら、自在にシートアレンジができる車をおすすめします。

ポイント4:シートの撥水・防水性で選ぶ

食べこぼしが多い年齢の子供がいる家庭であれば、シートの撥水・防水性が高い車を選ぶのがおすすめです。

シートの撥水・防水性が高い車であれば、さっと拭くだけで汚れを取り除くことができます。

反対に、シートの材質が本革などの場合は、食べ物をこぼすとシミがついてしまうため、子供とのドライブには向いていません。

撥水・防水性が高いシートの材質には、メーカーによって様々な材質のものがあります。

選ぶ際は、実際に販売店に出向いて触り心地を確かめてみるのがおすすめです。

ポイント5:燃費と維持費で選ぶ

自動車税は、一般的に排気量が小さく、車両の重量が軽いほど安くなります。

しかし、燃費は近年ますます進化しているハイブリッド車の方が、圧倒的に勝ります。

ハイブリッド車は基本的に重い作りになっているので重量税はかかりますが、燃費と比較すると、ガソリン車よりも安く抑えられることが少なくありません。

近年はガソリン代が高騰しているため、燃費は重要なポイントと言えるでしょう。

ポイント6:安全性能と運転性能で選ぶ

子どもを乗せていれば、安全運転が重要です。

ドライブに出かけたときに安全を支援してくれる性能がついていると安心です。

近年販売されている車は、ACCなどの先進運転支援システムがついています。

ACCとは、あらかじめ設定した速度内で、車が自動的に加速減速し、適切な車間距離を維持できるシステムです。

ACCにより、高速道路などでも安全な車間距離を維持できるようになるため、追突の危険性が下がるだけでなく、発進と停止の自動化によるドライバーの疲労軽減などのメリットもあります。

また、長距離ドライブが多い家庭なら、運転性能も重視しましょう。

高速の定速走行が安定してできる車なら、長距離ドライブもストレスがありません。

市街地を走るなら、ハンドルの取り回しの良さや小回りが利くかどうかも重要です。

子供連れのドライブに最適な車を選ぶ時の注意点

子供連れのドライブに最適な車とは、子供も大人も使いやすい車です。

子供も大人も使いやすい車を選ぶために、以下の2つの点に注意しましょう。

注意点1:フロアが高い車は避ける

フロアが高い車は、まだ幼い子供が乗り降りする際に転んでしまうことがあります。

また、乳幼児を抱っこしたまま乗り降りする際は両手が使えないため、フロアが高すぎると危険です。

幼い子供を連れてドライブに行くなら、フロアが低く乗り降りしやすい車を選びましょう。

注意点2:7人乗り以上を選ぶなら3列目のスペースが広い車を選ぶ

3列シートの車には、3列目が狭いタイプがあります。

小学生以下の子供だけで3列目に座るのであれば問題ありませんが、子供と一緒に大人も座ると窮屈で長時間のドライブには向いていません。

大人数でドライブをするなら、3列目に十分なスペースがある車を選びましょう。

子供連れのドライブに最適な車5選!

子供連れのドライブに最適な車を5つ厳選してご紹介します。

【1】ホンダ「N-BOX」(軽自動車)

ホンダ「N-BOX」は、軽自動車とは思えない室内空間の広さと、シートアレンジの利く3タイプが用意されているところが魅力です。

もちろん、両側スライドドアで、座席も高く視界も良好、運転支援システム「Honda SENSING」やACCが全車標準装備なのも嬉しいポイントです。

走りもパワフルで、車好きも納得の走行性能と言えます。

自然吸気エンジンモデルが21.8㎞/L、ターボモデルが20.4㎞/Lと、ガソリン車にしては燃費がいい車です。

【2】ホンダ「フィット」(コンパクトカー)

フィットは、2001年のデビューから、ファミリーカーの代名詞のような車です。

運転席からの視界が広く、開放感のあるフロントビューと、見た目からは想像もつかない広い室内が特徴です。

ホンダ独自のハイブリッドシステムにより、信号が多い街中や、高速道路など、走行シーンに合わせた加速が可能です。

また、振動吸収力に優れ、デコボコ道でも快適に走行できるほか、防音性も高いので、家族の声も聞き取りやすくなっています。

シートはロングドライブでも疲れにくい形状で、様々なシートアレンジをすることもできます。

燃費はハイブリッドで29.4㎞/Lと抜群です。

フィットは小回りが利いて視界もいいので、運転に慣れている方はもちろん、初めて車を購入する方にもおすすめの車です。

【3】トヨタ「シエンタ」(コンパクトミニバン)

シエンタは、コンパクトな5ナンバーのサイズ感が特徴的な車です。

狭い住宅街やショッピングモールの駐車場でも取り回ししやすい一方で、室内は広く7人乗りもできます。

両側スライドドアはワンプッシュで開閉可能で、後席は広々としているため、子どもを抱っこしたままドアを開け、チャイルドシートに乗せることが可能です。

荷室も広く、荷物の多いアウトドアの時などでも大活躍します。

オプションとして、自転車用の「サイクルホルダー」、釣り竿用の「ロッドホルダー」をつけることもできるため、家族で趣味やアウトドアを楽しみたい方にぴったりです。

【4】日産「エクストレイル」(SUV)

エクストレイルは、アウトドアを楽しむ家族向けの本格的なSUV車でありながら、日常の市街地での乗り心地や操作感も考慮した上質な車です。

凹凸のある道での乗り心地を快適にするアクティブライドコントロール機能や、コーナーなどのブレーキ時にエンジンブレーキを利かせるアクティブエンジンブレーキ、山道や高速道路のカーブで車を安定させるコーナリングスタビリティアシスト機能など、アクティブな運転をサポートする機能が豊富です。

3列シート7人乗りを選ぶことができ、荷物をたっぷり積みたい時は3列目を半分折り畳んでフラットなスペースを作ることもできます。

ハイブリッドで100%モーター走行もできるので、クラスNo.1の低燃費を実現しています。

【5】日産「セレナ」(ミニバン)

セレナは、室内が広く、自由自在なシートアレンジが可能で、乗車人数や荷物の大きさに合わせて、自由にカスタマイズできることが大きな特徴です。

シートはゼログラビティシートを搭載しており、長距離ドライブでも腰や背中に負担がかかりません。

e-POWERモデルは100%モータードライブが可能で、家族全員が乗って、荷物をたくさん積んでも、パワフルな走りができる上に、低燃費を実現しています。

両側スライドドアは足で開閉できるため、両手に荷物を持っていたり、子供を抱いていたりしてもスムーズな乗り降りが可能です。

バックドアは上半分だけを開けられるため、狭い場所でも荷物を出し入れできて便利です。

ライフスタイルに合った車で子供を連れてドライブしよう!!

子供連れのドライブに最適な車を選ぶなら、家族のライフスタイルを考慮した上で、機能性や利便性に目を向けることが大切です。

たとえば、まだ幼い子供を連れたドライブであれば、ドアがワンボタンで開き、チャイルドシートに座らせやすいように室内が広い車を選びましょう。

一方で、小学生以上の子供を連れたドライブであれば、釣りやキャンプなどのレジャーを一緒に楽しめるようになるため、レジャー用品を載せられるように荷室が大きい車を選ぶのがおすすめです。

このように、子供連れのドライブに使う車に長く乗ることを考えると、何より自分たちの家庭にとって何が「乗りやすさ」の基準となるのかを考えて選ぶとよいでしょう。

\免許取得をご検討中の方へ/

CTA-IMAGE 鷹ノ台ドライビングスクールでは、合宿・通学免許、ペーパードライバー教習等を行っています。 免許をお持ちでない方は、東京・千葉・神奈川で免許取得者が最もおすすめしたい教習所No.1に選ばれた鷹ノ台ドライビングスクールで免許を取りませんか?