免許取得後の運転に自信を持つためのチェックリスト
- 2024.11.14
- カーライフ全般
免許を取得するまでは、必ず助手席に自動車学校の指導員が付きますが、免許を取得したあとは自分一人で運転することになります。
自分一人で運転をしなければならない状況になったときに、「うまく運転できるだろうか」と自信を持てなくなってしまう方は多いのではないでしょうか。
最初は車の運転に自信が持てず、怖いと感じる方がいますが、車の運転は練習して正しい運転方法やコツを掴んでしまえば、それほど難しいものではありません。
この記事では、免許取得後の運転に自信を持つためのチェックリストを7つ挙げて解説していきます。
運転に自信を持つためのチェックリスト
運転に自信を持つためのチェックリストは、以下の7つです。
詳しく見ていきましょう。
【1】初心者マークは必ずつける
初心者マークは免許取得後の運転初心者にとってお守りのような存在でもあります。
なぜなら、初心者マークは取得してから1年間自動車に付けることを義務付けられているものなので、他のドライバーが「運転に慣れていない」と一目でわかるからです。
具体的には、他の車の注意を促すことができるため、無茶な割り込みなどを避けることができます。
このように周囲に見守られながら、危険な瞬間をできるだけ避けて運転することで、徐々に自信をつけられるようになります。
【2】運転を必要以上に恐れない
車は、時として人を傷つけたり、人の命を奪ってしまったりする怖いものでもあります。
しかし、きちんと危険予測をして、安全運転をしていれば、重大な人身事故などは滅多に起こりません。
むしろ怖がったり不安が強すぎたりすると、緊張し過ぎて視野が狭くなったり、些細なことにも過剰に反応してしまったりして、余計に危険です。
そのため、運転中は、集中して様々なことに目を配る必要はありますが、過度に緊張しないで、多少リラックスした状態で臨むのが理想です。
きちんと免許を取得できたことに自信を持ち、ゆったりとした気持ちで運転しましょう。
【3】常に「かもしれない」運転をする
運転に自信を持つためには、常に「かもしれない」運転をして危険予測を怠らないことが重要です。
たとえば、「自転車が飛び出してくるかもしれない」「対向車が突然右折してくるかもしれない」など、その場その場であらゆる危険予測を立て、それに対処できるように心積もりして運転します。
「対処」とは、具体的に言えば「ブレーキを踏む」ということです。
危険を予測して、いつでもブレーキを踏む準備をしておくことで事故を防ぐことができ、ひいては運転に自信を持つことに繋がります。
【4】車線変更や合流、駐車は「慣れ」だと思うようにする
免許取得後の運転初心者が運転に対して自信を失うポイントとして、車線変更や合流、駐車があります。
車線変更や合流は、車の流れを見てタイミングをつかむのが難しく、バック駐車や縦列駐車は技術的にも難しいのは確かです。
しかし、車線変更や合流、バック駐車、縦列駐車は慣れれば何の苦もなくできてしまうものでもあります。
たとえば、車線変更は、真横の車や少し後ろの車がミラーの死角に入るため、目視が欠かせません。
また、合流は車によって加速の速さに違いがあり、駐車は車両感覚がどれくらいつかめているかで決まります。
これらのコツや車両感覚は、車に乗り慣れていくことで、身についてくるものです。
慣れるまでは苦手なのは当たり前だと思って練習を積みましょう。
【5】しっかりとシートとミラーを調整をする
シートとミラーの位置調整を怠ると、必ず調節することで車間距離やサイドを走るバイクなどの存在を正しく把握することができません。
そのため、マイカーはもちろんのこと、ほかの家族の車やレンタカーならなおさら、乗るたびに調節することが大切です。
具体的には、シートの前後の位置は、ブレーキペダルを踏み込んだ時に、膝が少し曲がる程度に調整します。
高さの調整ができるなら、足がペダルを踏み込める限り高めに調整すると、視界が広くなります。
ただし、背の高い人は、頭が天井に当たらない程度にしておきましょう。
背もたれの角度は、ハンドルを握った時に肘が少し曲がる程度がベストです。
あまり真っ直ぐにし過ぎると、肘が曲がり過ぎてハンドル操作に支障をきたすので、少しゆったりめに調整しましょう。
ミラーは、バックミラーはリアウィンドウが全体に見える位置に、サイドミラーは車体が4分の1程度、空と地面が半分ずつ映るくらいに調整します。
ミラーの位置は、車線変更や合流、駐車など、初心者が苦手とするポイントにおいて重要になってくるので、必ず合わせましょう。
ミラーがしっかり調整されていれば、駐車などもしやすくなります。
ちなみに、ミラーの調整は、必ずシートの調整の後に行うようにしましょう。
シートの位置がずれると、ミラーから見える範囲もずれてしまうからです。
運転前に、シートとミラーの位置調整がきちんとできれば、安心して出発できます。
【6】アクセルとブレーキはゆっくり踏む
アクセルもブレーキも、ゆっくり踏み込む癖をつけることで、急発進・急停車を防ぐことができます。
オートマなら、ブレーキペダルから足を離すと徐々に前進するので、アクセルペダルをゆっくり踏み込んで、徐々に加速しましょう。
基本的に、高速道路の合流と急な上り坂以外、アクセルをグッと踏み込むことはありません。
ブレーキペダルも同様に、前方の信号などをよく注視して、徐々に踏み込むようにしましょう。
下り坂などでスピードが出過ぎる時は、慌ててブレーキを踏みたくなるかもしれませんが、そこはギアを落としてエンジンブレーキを利かせ、ブレーキだけで対処しないようにします。
ブレーキを思い切りグッと踏むことも、よほど危険な時以外は基本的にありません。
急な操作は安全運転とは対極にあるものです。
運転する際はアクセルとブレーキはゆっくり踏むことを心がけることで、運転に対して余裕が生まれ、自信を持って運転できるようになります。
【7】スピードメーターをチェックする癖をつける
車のスピード感は、車によっても、周囲の風景によっても変わります。
例えば、景色がどんどん変わる市街地と、ほぼ同じ風景(フェンス)が続く高速道路では、視覚的なスピードの感じ方に違いがあります。
また、軽自動車とスポーツカーでは、体感的なスピード感がまったく違います。
そのため、自分の車が現在何㎞/hで走っているのかをつかむためには、スピードメーターを確認するのが一番手っ取り早い方法です。
前方不注意にならない程度に、チラチラとスピードメーターを見る癖をつけましょう。
法定速度は守りつつ、車の流れを止めないように運転できれば運転への自信につながります。
燃費の面でも、定速走行している時が一番燃費が良いため、程よい速度で定速走行できるようになりましょう。
余裕を持った運転が自信に繋がる!
ここまで、運転に自信を持つためのチェックリストを7つ挙げて解説してきました。
誰でも初心者の時は、少なからず運転は怖いものです。
しかし、そこで逃げずに練習を積めば恐怖を感じることなく運転することができます。
免許取得後の運転に対して過剰に恐れる方は多くいますが、道路交通法遵守と危険予測さえできていれば、たいていの事故や違反は防ぐことができます。
大切なのは、1〜2週間に1回は車を運転して、徐々に慣れていくことです。
まずは実際に運転してみて経験を積み、不安感を克服しましょう。
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